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2026年02月02日

不動産ドクター通信 VOL.121 〜大規模修繕工事〜

大規模修繕工事は、年数の経過によって起こる建物の劣化部分や故障個所を補修し、
機能を回復させることを目的にして行われる工事です。


どれだけ優れた技術や建築資材を使って建てたものでも、
築年数の経過とともに進む経年変化を防ぐことはできません。


外壁や屋根の防水塗装など特に12〜15年位の間隔で実施する
足場を掛けるような大掛かりな工事を大規模修繕工事と呼びます。


大規模修繕工事は工期が長く、費用も高額になるため、
計画性をもって準備を行い実施することが大切です。


その際に、建物の規模にもよるのですが、
それほど大きくない一戸建てやアパート、
マンションなどはいわゆる大手の元受け会社に依頼するのか、
または実際に施工する会社に直接依頼するのかによって、驚くほどの価格差が発生します。


大手の会社は工事を受託したとしても、その会社が実際に施工するわけではなく
下請け〜孫請けに実際の施工は回っていきます。


そうなると、当然、実際の施工会社の見積もりに上乗せする形で下請けと
元請け会社のマージンが加算されていきます。


実施工会社の見積例500万円に対して下請け業者が30%のマージンを乗せるとなると
650万円(差額150万円)さらに、下請けの見積650万円に対して
元請け業者が30%のマージンを乗せると650×130%=最終見積額845万円!


なんと、実施工会社の見積との差額が345万円にも達してしまうのです。


年々、工事費用と資材の費用が値上がりしていますので、
業者を賢く選定していければいいですよね。


但し、実施工会社はあくまで実際の職人集団ですから、
プレゼンテーションが得意ではない、説明などが一般ユーザー向きではないなどのデメリットもあります。


何社か見積もってみて信頼関係が気づけそうな会社に依頼なさるといいと思います。

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不動産ドクター 鈴木豪一郎


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